【2度の打ち切りから復活】名作海外SFドラマ『TIMELESS(タイムレス)』をHuluで見て欲しかった件
以下の記事は私の思い出として読んでもらえれば幸いです。
最近見たいと思う民放のテレビ番組が少なくなってきたと感じてませんか?
私は最近どころじゃなくて、だいぶ以前からそう感じてます。
あんなに面白く感じていたバラエティも、笑っているのは一緒に見ている息子と娘だけ。
あと、薄ら笑いってどういう意味よ(# ゚Д゚)
出演している俳優が似たような顔ぶれのドラマなんかも、展開が予想できるというか、とにかくグッとこない。
若い頃はあんなに「いらね~」って思っていたNHKのドキュメンタリーが面白く感じます。
youtubeなどネットでの動画配信のほうが面白いなんて言われる時代ですけど、規制の無い(節度の無い?)過激な映像を全ての人が楽しめている訳ではないはずです。
実際、地上波のテレビ番組はある程度の規制の下で作られていますので、そういった意味では安心して見れますしね。
じゃあ、なぜこんなにテレビを見たいと思わなくなったのか?
これ、
だったんです。
だって、私が若かりし頃夢中になっていたテレビ番組に、その頃の両親全然喰いつきもしてなかったし、結構な割合でNHK見てましたもん。
でも、NHKだけ見ていたい訳はないんです。
面白いテレビが見たい(; ・`д・´)
幸い我が家は有料の動画配信サービスとして「Hulu」と「amazon prime video」に加入していて、大きな画面で見れるようにテレビには「Fire TV Stick」が刺してあります。
薄ら笑いを根に持ったマヨさんの一言にビビッて、私がHuluから探し出した海外SFドラマ『タイムレス』。
それが、まさかアラフィフの私をこんなに夢中にさせることになるとは思っていませんでした。
今回の記事は、
について語らせてください。
海外ドラマの魅力と辛い部分
海外ドラマの魅力はずばり「新鮮だから」ですね。
俳優の顔ぶれから、街の風景、話す言葉、日本人である私には大半において普段の生活に関連しないものばかり。
まあ、言葉に関しては基本吹替で見ているので実は関係ないんですけど。
あと日本のドラマでSFものやると「しょぼ~」って感じることありますよね?
でも、海外のテレビドラマの特撮のクオリティは映画にも引けを取りません。
現実離れした設定が海外という舞台自体の現実離れのおかげで、見ごたえたっぷりになりますし。
辛い部分は「シーズンが多すぎる」ことですかね。
話題になっている海外ドラマを見ようとしたら、「最新シーズン5放映中」なんて・・・
最新話に追いつくまで、どんだけ見なきゃいけないんだよ~って見る前から萎えちゃいます。
それでも、見だすと夢中になって、あっという間に最新話・最終話にたどり着くんですけどね。
タイムレス打ち切り話
『タイムレス』は2016年にアメリカ合衆国で放映された、タイムトラベルもののSFテレビドラマで、シーズン1と2を合わせて全28話で完結しています。
全て見終わってから知ったのですが、NBCの会長ボブ・グリーンブラットらが気に入っていたにも関わらず、
の翌日に、ファンの猛抗議という熱い想いに心打たれたNBCから
したけど、視聴率が振るわないからと
となりながら、またもやファンの熱い想いを受け止めたクリエイターを務める ショーン・ライアンとエリック・クリプキが
して、見事なフィナーレを迎えた、ある意味奇跡のドラマです。
視聴率良ければ作品が続くから、シーズンがたくさんあるドラマが多いんでしょうね。
逆に、視聴率振るわないから打ち切りという考えから、どれだけアメリカのテレビドラマのレベルが高いかも判りますね。
ただ、打ち切りに関しては、ちょっとクールかな~って純正日本人の私は思っちゃいます。
タイムレスのあらすじ
巨大企業「メイソン工業」が秘密裏に製造したタイムマシンが、突如現れた国家安全保障局の元スパイ「ガルシア・フリン」率いる集団に奪われてしまう。
アメリカの歴史の裏で何百年と暗躍する「リッテンハウス」と呼ばれる組織の壊滅と、その組織に命を奪われた妻子奪還のため、タイムマシンでの歴史改変を試みるフリン。
殺人を犯してまでも・・・。
幸い、奪われたタイムマシンは「母船」と呼ばれる1台のみ。
メイソン工業には、不測の事態に備えるべく「救命艇」と呼ばれるもう1台のタイムマシンが存在していた。
フリンによる歴史改変を阻止するため、国土安全保障省の「デニース・クリストファー」を責任者として、歴史学の大学教授「ルーシー・プレストン」、陸軍デルタフォースの曹長「ワイアット・ローガン」、タイムマシンのエンジニア「ルーファス・カーリン」から成るチームが急遽結成され、救命艇での追跡が始まる。
初めてのタイムトラベルとなったヒンデンブルグ号爆破事故の現場で、ルーシーと対峙したフリンが見せたルーシーの手記。
筆跡は確かに自分のものだったが、ルーシーには書いた記憶が無い。
フリンの口からは「いずれ行動を共にする」と伝えられ、愕然とするルーシー。
歴史の改変を全て止めることはできずに過去の新たな出来事が現在へ干渉し、寝たきりだったルーシーの母親は健康体となり、その代わりに最愛の妹の存在は無くなってしまう。
タイムトラベルによる歴史改変の是非。
リッテンハウスとは?
それぞれの人物に見え隠れする謎。
時と場所が複雑に絡み合う物語は、少しずつ、だが確実に全容が現れていく。
タイムレスの主な登場人物
ルーシー・プレストン
この物語の主役、救命艇チームの紅一点でとってもマジメな人。
アメリカの有名な出来事ならほぼ内容を即答できる歴史学の大学教授で、タイムトラベル先での史実への道標的存在。
寝たきりの母親と元気な妹の3人ぐらしで、第一話のヒンデンブルグ号爆破事故の歴史改変で母親が健康体になったのは嬉しい出来事だけど、妹の存在そのものが無くなったことにびっくり仰天。
個人的には痩せていて顔が好みでは無かったのですが、話が進むにつれ印象が変わって、最終話あたりではかなり惹かれていたのはマヨさんに内緒。
ワイアット・ローガン
陸軍デルタフォースの曹長で、救命艇チームの剣と盾的役割でイケメン。
妻・ジェシカを殺害された過去を持っていて、タイムマシンを使ってこっそり妻を殺害する犯人が存在しない歴史を作ろうとするイケメン。
そのために怪しい動きをしたりするけど、基本男気たっぷりで私は高評価。ルーシーも惚れてるーしー。
妻の殺害に関しては物語に深く関係していて、最終話でうぉっと驚く事実が判明。
身長が178cmとアメリカでは大きくないほうだろうけど、とにかくいい男、私と同じなのは身長と性別だけ。
ちなみに、ワイアットが救おうとしている妻・ジェシカが、思いのほかかわいくなかったのが、物語的には大成功だと思っている。
ルーファス・カーリン
メイソン工業の若きエンジニア。たとえネタが得意な救命艇チームのパイロット。
とにかくカワイイ。
黒人が故に、過去のアメリカでは辛い思いをする事も。
リッテンハウスの差し金で強要されたチーム内でのスパイ行為にも屈せず、ルーシー、ワイアットとの友情を深めていく。
見た目はブラザーなのに恋愛下手。でも恩師であるアンソニー・ブルールの粋な計らいで、思いを寄せていた同僚のジヤ・マーリへの想いを成就させる。
基本タイムマシンのパイロットだが、緊急時には修理までこなしちゃう天才ちゃん。
国家安全保障局の元スパイ。悪いやつ・・・って訳でもない。
あらすじでも触れた通り、最終目的は命を奪われた妻子の奪還。
悲しいまでの家族愛が物語の節々で垣間見れ、共感する私の目には心の汗がたっぷり。
冷徹な行動も、物語の伏線が回収されるたびに必要悪と感じてしまうのは、彼が持っている渋さが原因。
でも、ドラマ内では『フリン』と呼ばれる事が多く、誰も『ガルシア』とは呼んであげていない。
メイソン工業社員。ルーファスの同僚で天才肌。
いつかはタイムマシンのパイロットに!と向上心があるのは良いが、定員オーバーのタイムトラベルが原因で体への異変が起きる。
ルーファスへの愛は不変で、彼のためにタイムトラベルしたチャイニーズタウンで、危険を顧みず女の身ひとつで何年も過ごしている。
その一途さにまたもや涙腺決壊確定。
マヨさんよりは年下だったため、「ジヤ姉さん」と呼んでいたのは、最終話まで付き合ってくれた私の娘のモイー。
コナー・メイソン
リッテンハウスと通じていて、ルーファスにチーム内でのスパイ行動を強要する。
本当はルーファスの事を息子のように思っており、のちにリッテンハウスとは決別して救命艇チームの協力者となる。
社長特有の傲慢さもチラ見させながら、お馬鹿さん的行動のおかげで、ルーファスに次いで我が家のカワイイランキング2位である。
タイムトラベルで若かりし頃のクリストファーが出てくるが、とっても綺麗で時は残酷と言わざるを得ない。
妻1人・子供2人の4人家族。
妻?そこはあなたが大人なら察してほしい。
女性がチームリーダーの場合、とってもカッコよく見えてしまうのは私のクセ。
一緒に見ていたマヨさんは「クリストファー姉さん」って呼んでた。
見どころ
救命艇のデザインと機能
球体デザインで、タイムトラベル時には外周のタイヤみたいのがグングルグングル回ります。
高速回転からの~消滅移動、グッときます。
スペックとしては、3人乗りで熟練したパイロットが必須。
「フリン止めるんだったら、大人数でいけばいいじゃん!」とはできない訳です。
制約があるほど創意工夫が必要となり、ドラマの場合はそれがアクセントとなってます。
「救命艇もっと作ったら?」という疑問は、コナー社長に聞いてみてください。
タイムトラベルの制約
自分がいる時代には行ってはいけないことになってます。
まあ、ぶっちゃけ行けるんですが、命の保証がありません。
フリンは最後にこの禁じ手を犯すんですが、そのシーンがまた泣けるんですよ。
そこだけ何度繰り返して見たことか・・・。
リアルなアメリカの歴史
ドラマで取り扱われている全ての史実を知っている訳ではありませんが、これがリアルなアメリカの歴史なんでしょうね。
キャストの見た目も歴史上の人物に寄せてるのが感じられます。
人には少なからず歴史上の人物への憧れってあると思うんですけど、その人物と対面したときのチームメンバーのはしゃぎようったら・・・まるで子供のようです。
歴史で謎となっている部分に独自の解釈を付け加えているのも良く出来てるな~って感じです。
まとめ
2度も打ち切りとなったとは思えないクオリティで、ちょっと調べた海外ドラマのランキングには入っていないこともありますが、見て損はありません。
ぜひステイホームを楽しむ時間として、Huluでタイムレスをご覧になってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは('ω’)ノ
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