【分解再生】dynabook BX/51Lの液晶を外して小型デスクトップ風にしてみる
2020年1月14日でwindows7のサポートが終了します。
サポートが終了すると
突然使えなくなる(;´Д`)
という訳ではないのですが・・・
サポートされないものをいつまでも使い続けると、セキュリティ面や対応アプリ等で様々なリスクを「よいしょ!」どころではなく、「どぅっこいしゃぅ~!」と背負うことになります。
そんな我が家に、捨てるのもったいない(めんどくさい)と、ずっと使わずに箪笥の肥やしにしていたwindows7のノートPCがあったので、令和最初のお正月に新たな命を吹き込むこととしました。
まあ、正月前に済ませとけって話でもあるんですけど(*´Д`)
この記事を最後まで読むと・・・
dynabook BX51/Lの液晶ディスプレイの外し方
分解して無線LANが繋がらなくなる原因
廉価で買ったアイボリーのディスプレイの装飾方法
が解決でき・・・ます(;´Д`)
dynabook BX51/Lのスペック
さあ、よくある記事っぽく、誰も興味が無い我が家のノートPCの紹介です。
機種名 | dynabook BX51/L |
Model Name | Satelite L500 Series |
CPU | Intel Core i3 |
メモリ | 2GB(増設せずに標準のまま) |
HDD | 80GB(320GBだったのが壊れてやっすいのに変更済) |
ディスプレイサイズ | 15.6型ワイド(開く角度によって映らなくなる困ったやつ) |
その他 | DL対応DVDスーパーマルチドライブ、無線LAN内蔵 |
発売日 | 2010年1月22日 |
ヤマダ電機オリジナルモデルで、10年前にNTTフレッツひかり回線と抱き合わせで購入したんですが、スペック内容にある通り、ディスプレイの挙動不審により新たなノートPCを購入したため、箪笥の肥やしになっていました。
そんな中、近所のショップの初売りで外付けのディスプレイが2,000円程度で売られていたので、
液晶外してデスクトップ風に使う
と思いついた訳です。
作業前に知ってほしいこと
早速分解・・・と、その前に!(;´Д`)
分解は自己責任の趣味
分解してしまえばメーカーの保証も受けられませんし、最悪は文鎮化(ただの重り)なんて呼ばれる状態になります。
分解中は無口になり、「ねぇ?聞いてるの!」と夫婦のコミュニケーションの障害になるかもしれません。
結果はすべて自己責任と思える方だけ分解を行ってください。
杓子行儀な言い方ですが、分解して起こった事に対して当方で保証する事はありません。
道具の準備
「精密ドライバー」、できれば先端がマグネットとなっているものを用意しましょう。
写真の精密ドライバーはノンマグネットで、外したビスが穴っぽこから取り出せず、作業が非常に辛かったです( ;∀;)
あと、「ピンセット」「ラジオペンチ」あたりもあると作業が楽です。
ピンセットは解体作業というよりも、綿ごみの除去に役立ちました。
全部100均で用意できます。
大胆な動きは危険
ノートPCを分解する場合、結構な数のビスを外すことになります。
時には、隠れた場所にあるビスのおかげで外すことが出来ないだけなのに
固いだけだって~(; ・`д・´)
と力に任せてケース等を割るという悲しい結果になる場合があります。
また、外れた喜びで持ち上げたら、デスクトップPCとは違うフィルム状のケーブルが意外に短く
ピィ~~(; ・`д・´)
と裂けることもあります。
いや、ありますというか、ありました( ;∀;)
なにぶんコンパクトな筐体ですので、無理せず小さな動きをモットーに作業を進めましょう。
分解の進め方
ネットで探しても見つけられなかったので、似たような機種を参考に作業を進めてみました。
電源ケーブルを抜く
しびれて肩こりでも治ればいいんですけど、ケガのもとになりますので電源ケーブルは必ず抜きましょう。
裏面のビスを外す
バッテリー(青矢印)を外し、本体裏の「F8」と書かれているビス(赤丸)15か所をすべて外します。
バッテリー収納部のビス(赤丸)3か所を外します。
DVDドライブを外す
スライドさせるだけで簡単に外れます。
表面のビスを外す
ディスプレイを開いた状態での作業となりますので、本体が浮き上がって突然の転倒!フィルムケーブル切断!
なんてことにならないよう、裏にクッションを置くなどの安全策をとってください(;´Д`)
まずはビスを隠しているカバーを外すために、赤丸のあたりに細い棒状のものを差し込んで、グイっと押し上げます。
傷がつくのが嫌な方はプラスチック製のものを差し込んだほうが良いです。
カバーが浮き上がりますので、そのまま引き上げれば簡単に外れます。
あとはビス(赤丸)を4か所外し、キーボードを持ち上げるのですが・・・
ここで注意!(;´Д`)
キーボードの裏にケーブルがありますので、無理に引き上げてはいけません!
コネクタ両側の爪をスライドさせてから、ケーブルを引き抜いてください。
これでキーボードが外れました。
次は赤丸の電源とタッチパッドのコネクタを外します。
キーボードと同様に、両端の爪をスライドさせてからケーブルを抜きます。
ビス(赤丸)を6か所外し・・・
DVDドライブを外した空間に手を入れて、黒とシルバーの境目を意識しながら引き上げていきます。
液晶ディスプレイの取り外し
マザーボードが見えました。続けて赤丸部分を外していきます。
まず、ディスプレイのコネクタですが、爪などはありませんので、上の透明フィルムをはがしたら優しく引き抜いてください。
次に左のスピーカーのビス(赤丸)を2か所外します。
スピーカーには細い線が繋がっていますので、持ち上げるときは細心の注意を!
右のスピーカーも同様にビス(赤丸)を2か所外します。
ディスプレイに繋がっている黒白の線を外します。
手でもいけそうですが、ラジオペンチなど、細い先でしっかりつかめるもので潰さないように垂直に引き抜きます。
引き抜いたあとは、やさしく、やさ~しく線を本体から外していきます。
この時点では何の線なのかはわからず、ディスプレイ関係と思い込んでいました。
外すのは問題ないというか、外さなくてはならないのですが、ゴニョゴニョ・・・
ディスプレイの蝶番部分、まずは左のビス(赤丸)を2か所外します。
次は右のビス(赤丸)2か所を外します。
これで液晶ディスプレイが外れました。
あとは今の作業を逆にたどれば、デスクトップ風の本体が完成です!のはずが・・
ちょいおまち~(*’▽’)
じつは途中で外した白黒の線は無線LANのアンテナだったのです。
それを知らずに作業を逆にたどったため、
無線LAN繋がらない・・・
Windows7だから?
Windows10をクリーンインストール
やっぱり繋がらない・・・
そもそもwifi拾えてない・・・
もしかして?
という無駄な時間を過ごしてしまいました。
これに再度分解という追加作業も発生したんですけどね。
無線LANのアンテナの取り外しと再取り付け
アンテナを取り外すためには、液晶ディスプレイの分解が必要です( ;∀;)
まず、ビスを隠している赤丸部分のゴムを取り外します。
それ以外のゴムの下にはビスはありませんので、ご注意を!
こんな感じで両面テープでついているゴムが外れ、ビスが顔を出します。
ビスを全て外して隙間からカバーを外すとこんな感じ。
白と黒の線を、やさしく、やさ~しく外せば・・・
アンテナ線、ゲットだぜ!
これを外した場所と同様の赤丸部分に繋ぎます。
アンテナの先は左右のスピーカーにぐるぐる巻きにします。
さあ、液晶ディスプレイ以外の部分を逆にたどって、やっと閉じることが出来ました。
アンテナをスピーカーの下にぐるぐる巻きにしたのが通信速度にどう影響するかはわかりませんが、huluは普通に見れたので、そっとしておきます。
ディスプレイの装飾
今回購入した液晶ディスプレイですが、安価で売っているぐらいですから、どこかの役所の引き上げ品ではないでしょうか?
色もアイボリーだし(;´Д`)
なんか日焼けしていたし(;´Д`)
そこで、ダイソーのマスキングテープで装飾してみると、裏は面倒でそのままにしましたが・・・
どうですか?
思ったほど変じゃないですよね?ね?ね?
まとめ
古いPCにどこまでお金をかけて再生するか?というのは、難しいとこですよね?
今回は、激安で「デスクトップ風にできんでね?(*´ω`*)」と思っていたのですが・・・
どうですか?
ダサいですね( ;∀;)
本体裏に隠しちゃえばいんでね?と思いましたが、そうなると
ワイヤレスのマウスとキーボードが必要(; ・`д・´)
になります。
ファンも意外にうるさくて、やっぱ10年前の商品なんですね・・・
もうプラモデルを作ったんだ!と思うことにしました。
でも・・・
これに付けるためのSSD注文しちゃったんですよね~
HIDISC 2.5インチ 内蔵型SSD 120GB SATA6Gb/s 7mm HDSSD120GJP3 |
なにかに使える方向、これから模索してみます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました('ω’)ノ
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