素人の挑戦!トタン屋根にペンキを塗った時の失敗例
トタン屋根の塗装が剥がれてても、サビてないからって放置してませんか?
我が家の屋根には一部そんな箇所があります。
剥がれた塗装を塗りなおす事でサビを防ぐことができますが、ほうっておくと・・・?
サビは金属が腐っている状態ですから、放置したままだといずれ穴が開きます(;´Д`)
そうなる前にプロに頼むのが一番ですが、自分でできそうな事だと挑戦してみたくなるのが私の悪いクセ。
今回は
をお伝えしたいと思います。
トタン屋根のペンキが剥がれる原因
「塗れない素材に塗る」とペンキはすぐに剥がれますが、トタンはそんなことありません。
では?
ペンキには耐久年数があって、その年数以内の剥がれなら「施工不良」、その年数を超えていたら「経年劣化」と考えられるそうです。
我が家のトタン屋根には、冬にたんまり雪が積もります。
その雪が凍って屋根にくっついているのを無理に取り除くと、トタンに塗っているペンキも一緒に剥がれます。
経年劣化と言えるかはわかりませんが、塗ってもらった直後の年よりも、その後のほうが剥がれやすいような気がします。
雪を無理やり取り除くなって話なんですけどね(;´・ω・)
素人が綺麗にペンキを塗れるのか?
塗装前の下処理を手抜きしない
車のキズを自分で補修した事がありますが、やはり素人。
どこを直して塗ったのか一目瞭然でした。
ですが、トタン屋根のペンキ塗りはそこまでシビアではありません。
多少色ムラがあっても、大事なのはトタンの保護です。
外壁と違って屋根ですので、場所によっては外から見えなかったりしますしね。
POINT
- 剥がれたペンキを取り除く
- 汚れを洗浄する
- 乾燥したトタンに塗装する
- 塗装後のペンキ乾燥時間の確保
以上の手順を守ったら、それなり~にいけました。
剥がれたペンキを取り除く
剥がれたペンキは「スクレーパー」というヘラでこそぎ取ります。
浮いている部分だけではなく、その周辺も古い塗料の浮きが無いようにこそぎます。
トタンのつなぎ目の隙間に詰まったゴミも取ることができるので「スクレーパー」は必ず用意しましょう。
ダイソーなんかでも売ってます。
大きめに剥がれているペンキを優しくクリアファイルに挟んでおくと、ホームセンター等でペンキを買う時の色のサンプルになります。
取りたい気持ちが昂ぶって力いっぱいスクレーパーでこそぐとトタン自体を傷つけてしまいますので、平らな彫刻刀で浅く掘るイメージでこそぎましょう。
終わったあとに「掃除機を使えばいいんじゃないの?」と言われ、なるほど!と思う以上にへこみました。
あと、色サンプル用の剥がれたペンキを取っておかなかったので、ホームセンターで全く違う色のペンキを買ってくるという失態を犯しました(;´・ω・)
剥がしたペンキは掃除機で吸えば楽チン!
汚れの洗浄
常に雨風にさらされている屋根は、砂埃やゴミ・鳥のフンなんかで汚れています。
汚れがあるままペンキを塗っても一見問題なく見えるんですが、その汚れが剝がれるとそこだけペンキが塗られていない状態になります。
デッキブラシで水洗いしようと思ったのですが、乾くまでの時間を考えるといつ終われるのかわからなかったので、雑巾で拭くことにしました。
面倒くさくても汚れを取らないともっと面倒くさい事がおきますので、自分が作業できる時間に合わせて方法を選んでください。
乾燥するまでの時間を確保できれば、デッキブラシでの水洗いで楽に汚れを洗い流せたのにと後悔です(;´Д`)
ペンキを塗るタイミング
ペンキを塗るタイミングは「風が強くない気温の高すぎない曇りの日」がベストではないでしょうか?
風が強いとゴミ等が飛んできてペンキが綺麗に塗れないのはもちろん、強風の中での高所作業は非常に危険です!絶対やめましょう。
気温が低いとペンキの渇きが遅くなりますが、直射日光などで熱々になったトタンに塗ると、ペンキが乾いた時にひび割れる原因になったりします。
それと、初めてのペンキ塗りの場合、自分が思っているよりも塗れる範囲は狭いです。
いきなり広範囲に挑戦して乾く間もなく雨や夜露に濡れると残念な結果になりますので、乾く時間も考慮して塗り終わる範囲と時間を決めましょう。
綺麗な仕上がりのためにも、ぜひペンキを塗るタイミングを気にしてみてください。
ペンキの選択
錆びの上から濡れるタイプ等いろいろありますが、私が声を大にして言いたいのは・・・
スマホで写真撮ったり、剥がしたペンキをサンプルとして持っていきましょう!
実は我が家の屋根は「グレー」なんですが、私にはちょっと青みがかって見えました。
「単純なグレーじゃないんだろうな~」
その思い込みがまずかった(T_T)
スマホで写真を撮ってなく、もちろん剥がしたサンプルも無い状態のまま、自分の記憶(それも間違ってる)だけでホームセンターのペンキコーナーを物色。
ペンキの缶の横についてるサンプルの色と実際の色は違うからな~なんて思って、これだ!と買ってきて、屋根の上で開けたら、全然違う「ブルー」のペンキ(;´Д`)
もちろん開けちゃったので返品もできず、結果塗ったんですけど・・・
外からは見えない屋根なので良しとはしましたが、宅内からは毎日見えて、違う色を選んで塗ってしまった自分のアホさ加減に気分もブルーです。
ペンキうすめ液は必要
ペンキの缶には、必要であればペンキうすめ液を使ってくださいと書いてたりしますが、ペンキって意外に粘度があって塗りにくいので、塗りやすくするためにもうすめ液は購入するのをおススメします。
指なんかについたペンキをふき取るのにも使えますしね。
塗りにくいな~と感じたら薄めれば良いぐらいなので沢山は必要ないですけど、塗るだけじゃなくて筆やトレーを洗いたい場合は少し多めが必要ですね。
今回使った道具(筆・ローラー・トレー)は全て100均のもので、使い捨てにしたほうがうすめ液を購入するよりもコストがかからなかったため、道具を洗うのは辞めて塗る予定のペンキの1/4ぐらいの量を購入しました。
1/4はあくまでも感覚です(;^ω^)
実際の塗装作業
それでは実際の塗装作業を写真でお送ります。
作業に進むにつれペンキが手につき、スマホを触れるチャンスが少なくなったため写真の量が減っていきますが、ご勘弁を(;´Д`)
まとめ
ペンキは、湿度が低くて気温が高すぎず低すぎずな風の強くない曇りの日に塗るのがベストです。
道具の準備をして、塗る範囲を計算して必要な分のペンキとうすめ液を購入し、塗装前の下処理(サビ・ゴミ取り)を行ったあと、乾く時間も考慮した分を塗ることができれば、プロに頼まなくてもそれなりの仕上がりとなります。
色さえ間違わなければ(;´Д`)
皆さんも私が失敗した部分を真似せずに、ぜひDIYで屋根のトタンにペンキを塗ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました('ω’)ノ
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