/*Font Awesome利用*/

【ゲーム・異世界編】知ってほしい!50代が読んでも面白いマンガ10選

幼い頃の定番は学研のひみつシリーズだった「知識の9割はマンガから!」と言えるほど大のマンガ好きなおじさん、セイです。
小さい頃はもちろん、手にするのが紙媒体より電子版が多くなりましたが、今でも毎日マンガ読んでます。

マンガを無料で読めるアプリなんかも充実してますし(*’▽’)

そんな50代の私が読んで面白かった「ゲーム・異世界もの」のマンガを紹介したいと思います。

ゲームや異世界・・・いわゆるファンタジーの世界ですね。

子供の頃にドラゴンクエストやファイナルファンタジーに夢中になり、おじさんになった最近でもモンスターハンターライズやりたさにnintendo switchを購入するぐらいのゲーム好きでもありますので、最近はやりの異世界転移をしても大丈夫なぐらいの知識が付いていると自負しています。
異世界転生は一度死ぬことになるみたいなので勘弁です(;´Д`)

Right Captionセイ
話が面白ければなんでも読む訳ではなく、かなり画風に関しての好みがあります。
年代も年代ですので、あまり若い感じのは少ないかもしれませんが、よろしければ最後までお読みください。

異世界おじさん

主人公の年齢が近ければ近いほど親近感が湧くものですけど、「おじさん」の文字に惹かれて手に取った本作品、そういう意味の「おじさん」じゃなかったんです。

あらすじ17歳の時にトラックに跳ねられて17年間の昏睡状態から目覚めた叔父ようすけ(嶋㟢陽介:しばざきようすけ)に病院で再会した甥のたかふみ(高丘敬文:たかおかたかふみ)。
異世界から戻ったと言う叔父を厄介者と判断した直後、叔父はたかふみの目の前で魔法を使って見せる。
異世界転移で得た魔法の力(かなり強力)をそのまま持ち帰った本物の帰還者だったのだ。
たかふみは魔法の力を金に換えて暮らすと決め、叔父を魔法を使った動画を配信する「おじさんyoutuber」に仕立て上げる。
なぜか美男美女揃いの異世界で、叔父は醜い風貌のモンスター扱いされる(殺されそうになるw)ことが多かったが、ツンデレのエルフや氷の女王、偶然助けた冒険者パーティーなど、一部の理解者には恵まれていた。
そんな異世界での過去の出来事は、おじさんの魔法によって動画のように可視化可能となっており、たかふみ・藤宮澄夏(たかふみの幼馴染:ふじみやすみか)はその内容に興味津々だが、おじさんは自分が異世界転移していた間のSEGAの事ばかりが気がかりだった。

「おじさん」とは甥っ子から見た関係の事でした。
でも34歳のわりには老けて見えるんで、見た目のおじさんでもいいような・・・
「珍西遊記」で有名な漫☆画太郎先生を彷彿させる画風ですが、女の子は非常に可愛く描かれてます。
異世界での出来事は魔法のおかげでテレビ番組のように見ることができてかなり活躍しているのに、本人にその自覚が無いのと好意を持たれる事に慣れていないもんだから、おじさんと周囲の間に考えのギャップが産まれ、それがコミカルに描かれています。
このおじさん、異常なまでのSEGA信者なんで、SEGAの全盛期を知る人にはたまらないネタが盛沢山。
私も買いました、SEGA SATURN(;´Д`)
SEGAが詳しくない人でも、あのゲームの黎明期を過ごしてきたのなら、面白さは伝わるはずです。
昏睡状態だった間の現実社会とのギャップ(ガラケー・ネット等)のネタも当時を知るだけに刺さりまくりです。
スマホ見て文豪ミニって・・・シャープのザウルスあたりも出るかと思いましたが、おじさん使ってなかったのか話に出なくて残念。
でも、やっぱり異世界もの。
風貌がいまいちでも、ぶれない男気と強力な魔法で、異世界でのおじさんはイケメンです。

Right Captionセイ
SEGAが大好きだった方・ブサメンが無双するのが好きな方に読んで欲しいです。

異世界おじさん

Amazonで探す
楽天で探す

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~

私と同年代の方なら「クソゲー」って言葉、馴染みありますよね?
昔のファミコンのソフトには「出せば売れる」的な勢いで、内容が薄っぺらいバグだらけのクソみたいなゲーム(=クソゲー)が多かったです。
それが話題になる事も多かったですけど(;´Д`)

あらすじディスプレイを使用するゲームがレトロゲームと呼ばれる時代で、主流はオンラインのフルダイブ型VRゲーム。
VRゴーグルを装着し、現実さながらのオンラインゲームが楽しめる環境で、日務楽郎(ひづとめらくろう)はそのオンラインゲームのクソゲーを好んでプレイする高校2年生の通称「クソゲーハンター」だった。
そのクソゲーへのプレイが極まりすぎて次の目的(クソゲー)が思いつかない時に、行きつけのゲームショップの店長に勧められたのがクソゲーの対極、文句なしの神ゲーと言われる登録者3千万人を超える「シャングリラ・フロンティア(通称シャンフロ)」だった。散々プレイしてきたクソゲーに毒されていた楽郎は、シャンフロのゲームシステムに驚愕するばかり。防具よりも武器を優先するスタイルの楽郎は、後の武器購入のためキャラメイク時に防具を全て売り払ってしまうが、オンラインであることも考慮し、半裸プレイでの素顔晒しを防ぐため「凝視の鳥面」のマスクを装着する。(1巻の表紙が鳥顔なのはそういう意味で決して鳥が主人公ではない)不自由なクソゲーでのプレイに慣れていた楽郎は、思い通りに動き回れるシャンフロの中では神がかり的なプレイをし、新人冒険者とは思えない大躍進をする。NPCの言動や挙動が通常のAIとは思えないほど自然で謎があるシャンフロ。ユニークモンスター遭遇やユニークシナリオ発動などで、楽浪は徐々にゲームの核心へと迫っていく。

オンラインゲームってほぼ異世界ですよね~
ゲームの世界まで現実みたいだったら・・・もう現実おなか一杯です。
オンラインゲームをプレイしたことがある人にはとても楽しめる作品だと思ってます。
「小説家になろう」の人気作品のコミカライズで、私が好きな細くはっきりした線での作画なんですけど、非常に丁寧で戦闘シーン(ほぼ戦闘シーンですけど)なんて迫力とキレに感動です。
作中、同じオンラインゲーム仲間のゲームへの想いに共感し協力する点は、少年漫画に今でも変わらない普遍的なものを感じてウルっとしました。
年齢重ねると、それが理想で現実とは違うと分かってきても、逆にそんな状況を望んじゃう事あるんですよね。
そのうちモンハンもこんな感じでプレイ出来ますかね?
楽郎みたいな立ち回りができなくて、毎回「QUEST FAILED」しそうですけど。

Right Captionセイ
オンラインゲーム好きで仲間を信じ諦めない気持ちを感じたい方に読んで欲しいです。

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~

Amazonで探す
楽天で探す

領民0人スタートの辺境領主様~青のディアスと蒼角の乙女~

読もうと思ったきっかけは好きな画風だったのと、主人公のディアスがおじさんくさいからでした。
タイトルも「どういうこと?」と思わせますけど、気持ちをさっぱりさせたい時に何度でも繰り返して読んでます。

あらすじ母からの「人の役に立つ仕事をするように」との口癖と、父からの「弱い者を守れる男になれ」との口癖が、そのまま遺言となり、その両親の想いに恥じないようにと必死に生き、15歳の時に始まった隣国との戦争で志願兵となったディアス。
戦い続けて20年後、終戦宣言が出される頃には「英国の英雄」と呼ばれる存在になっていた。
大きな武勲をあげたディアスに、王が「領地を与える」と向かわせたのが、草原以外何もない「ネッツロース」という辺境の地だった。
領地を与えられ、領民を増やして守る領主になると決めていたディアスだったが、何もできないまま途方にくれて草原の中心で寝てしまう。
だが、その草原は何もないのではなく、隠蔽魔法によって姿を消している鬼人族の住む土地だったのだ。
寝ているディアスの前に突如現れた鬼人族の女アルナーは、ディアスを叩き起こして鬼人族の魂鑑定法による「お前は敵か!味方か!」との問いかけをする。
「(領主として)たとえどんな敵が相手でも、あなたを守ってみせよう!」と答えるディアスの言葉によって、アルナーの額にある角が青く強く光輝く。
鬼人族の魂鑑定法で、青は「幸福や恵をもたらす者」、白は「敵意なし」、赤は「敵意がある危険な者」と判定できるのだった。
その光に驚愕したアルナーは、ディアスを族長へ会わせるために鬼人族の村へと引き連れていく。
その後鬼人族の族長の信用を得たディアスは、持ち前の力と正直な心を武器に辺境の地で領民0人からの領主生活を始める。

現実では「正直者が馬鹿を見る」なんて当たり前ですが、マンガの中ではそんなことありません。
ディアスにとって、人を疑うことなく自分に正直で常に弱者のために強靭な自分の力を振るうことは、様々なピンチから脱却する確実な手段となっています。
これだからマンガを読むのはやめられない!
ディアスから見て取れる男気(鬼人族にとっては見た目ではなく甲斐性みたいなもの)によって、アルナーはディアスの妻となるんですが、アルナーが若すぎるためディアスは困惑して二人の仲が中々進展しないんです。
でもそんな関係が、おじさんの私にまだ残っていた純心をくすぐり、もっと進展して欲しいようなこのままで良いような・・・やっぱ進展してほしい(*´Д`)
棄民(捨てられた老婆)やエルフの孤児を受け入れ、奴隷を買って領民を増やす事には絶対反対のディアスは男気満載。
類は友を呼ぶとはよく言ったもんで、元部下のクラウスや新たに集う僚友カスデクスによって、徐々に領地らしくなっていきますし、なぜディアスが何もない草原を領地として与えられたかも判明していきます。

Right Captionセイ
正義のために使う圧倒的戦闘力でスカッとしたい方に読んで欲しいです。

領民0人スタートの辺境領主様~青のディアスと蒼角の乙女~

Amazonで探す
楽天で探す

村づくりゲームのNPCが生身の人間としか思えない

無料のマンガが読めるヤングエースUPというサイトで目にして、ギャグマンガかな~と思って読んだらギャグじゃなくてまあまあシリアスな展開の話ではまりました。

あらすじ大学時代に就活がうまくいかなかった事がっかけとなって引きこもりとなっていたニート歴10年の30歳独身の良夫の元に、テストプレイ用のゲームが届く
ゲームのタイトルは「命運の村」
同封されたいた注意書きには、村人が全滅すればゲームは二度とプレイできず、オートセーブのためセーブ前からのやり直しもできないとあった。
仕事をしていない罪悪感を紛らわすために片っ端から応募した懸賞のひとつだろうと、仕方なくそのゲームを起動した良夫の目には、魔物に襲われ馬車で逃げる村人が、まるで実写のようなグラフィックで映し出された。
「運命の神よ・・・」と祈る少女が抱きしめている聖書が激しく光り、その光が魔物たちを退ける。
村人が助かり、ようやくテストプレイができるようになったが、良夫がゲーム内でできるのは「運命の神となり、1日1回だけ聖書の1ページに神託を書き込み、村を反映へと導くこと」だけだった。
良夫が必死に考え抜いて神らしい言葉を入力すると、まるその言葉を完全に理解したかのように反応する村人たち。
高度なAIでも難しいと思われる技術、まるでNPCが生きているようだった。
ゲームが進行し、必死に生き抜く村人たちの姿を見ている良夫の心に変化が現れ、徐々に家族・社会への接点を模索するようになっていく。

良夫、引きこもりというか家からほぼ出ないだけで、部屋からは出てきます。
自分がうまくいかなかった時に「頑張る」なんて気持ち湧くわけないんですから、周りと比較して気落ちする良夫の気持ち、よ~くわかります。
私なんてアラフィフになった今でもそんなもんです。
「辛い時は逃げる!そして休む!」これ皆さん忘れないでください(*´Д`)
良夫は専業主婦である母親とは会話するんですけど、父親・妹とは会話しない?できない?んです。
どちらもある事がきっかけなんですけど、その問題もゲームをして人のありがたみというか人を大事に想う気持ちが育まれ、無事解決します。
特に父親との事が解決する部分では、私も息子を持つ身として読んでしまい、涙が流れました。
最初は「1日1回の神託」しか出来なかったんですけど、そこはゲーム。
課金すると色んな事ができちゃいます。
テストプレイで課金?って細かい話は置いといて・・・そこで良夫の力(色んな意味で)が発揮されます。
たかがゲームと言われる時代は過去のもの、ゲームが伝えてくれる事で人が変わることは大いにあると思います。
そして人とのつながりは、辛いこともあるけど大事ですので、大なり小なりあったほうが良いです。
そんな事を改めて教えてくれるこのマンガ、早く続きが読みたくて仕方ないです。

Right Captionセイ
うまくいかない自分を嫌いになりそうな方に読んで欲しいです。

村づくりゲームのNPCが生身の人間としか思えない

Amazonで探す
楽天で探す

辺境の老騎士バルド・ローエン

プライム会員なので、prime readingでマンガを無料で読めたりするんで、なにかないかと探しているときに「老」の文字に目が留まって読み始めました。
自分と年代が近い主人公、感情移入しやすいんですよ。

あらすじ魔獣の脅威から人間を守るために大障壁に囲まれた辺境の地パクラ領で、大障壁の切れ目からの魔獣の侵入を阻む役目を務めているテルシア家。
そのテルシア家には、騎士の忠誠を人民に捧げた「人民の騎士」バルド・ローエンが仕えていた。
おてんばで裁縫よりも細剣が好きなバルドを慕うテルシア家領主の娘アイドラ。
そんなアイドラは自身の油断から魔獣に襲われるが、バルドに無事救出された件をきっかけに、少年のような闊達さが影を潜め、優しさや思いやりが前面に出る美しい女性へと成長する。
その数年後コエンデラ家に嫁いだアイドラだったが、嫁いで1年半後には産まれたての息子ジュールとともにテルシア家へ送り返される。
29年後、コエンデラ家の領地の拡大に抗うテルシア家の人々は、不敗の「人民の騎士」の存在を柱としていたが、バルドはその事自体が争いの元になると考え、十分に育った弟子たちにその後を任せてテルシア家を去る決断をする。
この先の長くない人生を愛馬スタボロスとともに旅に出たバルドだったが、行く先々での出会いがバルド自身の生きる糧となり、コエンデラ家とテルシア家の確執の解明に繋がっていく。

老騎士と言われるバルドですが、年齢は58歳。
まあ中世では老なんでしょうけど、58歳ぐらいの良い言い方ってないもんですかね?
以前「中年」はイメージ良くないからって「実年」って呼びましょうって話ありましたけど、定着しませんでしたね。
バルド強いんですが、ちょっと激しく動くと肩や腰を痛めたり、疲労が抜けにくかったり、よくある「いつまでも丈夫で無敵」じゃなくて面白いです。
アイドラとは年齢がかなり離れている(14歳差)のと主従関係ということもあり、恋人同士といった雰囲気とはなっていませんが、それに似たような心情が描かれています。
アイドラの幸せを願うバルド、バルドの無事を願うアイドラ、そして二人とも幸せになってくれ~と思う私、どうにもならない事があると分かっているつもりの年齢に達しましたが、せつなすぎます。
色んな魅力的なキャラが現れますが、私が気にっているのは「ジュルチャガ」という盗賊の青年です。
人懐こくてちゃっかりしていて、最初はバルドと敵対するコエンデラ家に雇われてたんですけど、なぜかお互いが気に入ってその後行動を共にします。
攻撃力こそ低いものの、常人離れした身体能力で潜伏・情報収集なんかをそつなくこなして、まるで忍者。
バルドの元には有能な人物が次々と集まり、実際には食べることができまない旅の途中で出会うグルメも、描写が細かく世界観がよ~く現れて、まるで史実のように物語は続いていくんです。

Right Captionセイ
悪に屈しない正義の力が集うのにワクワクする方に読んで欲しいです。

辺境の老騎士バルド・ローエン

Amazonで探す
楽天で探す

ダンジョン飯

ダンジョンに「飯」と付いているのは「食べるという事は大切」だからなんだと思います。
ストーリーの展開の仕方と作画が私の好みにぴったりな久井諒子さん作なので、いつまでも飽きることなく読めてしまいます。

あらすじ「狂乱の魔術師」に囚われた王が「黄金の国」の存在を明かした、とある離島の地下に広がるダンジョン。
そのダンジョンに潜り込んだライオス(種族トールマン)が率いるパーティーは、ダンジョン深層でレッドドラゴンと対峙するが、空腹状態だったため壊滅してしまう。
その際、パーティーのメンバーであるファリン(ライオスの妹)の魔法によって、ライオスたちは地上へと帰還を果たすが、ファリンはレッドドラゴンに喰われてしまう。
ファリンの肉体がレッドドラゴンに消化される前に救出し、魔法での蘇生を試みるため再びダンジョンへの潜入しようとするが、脱出時に
装備以外の荷物を失くしており、金銭的余裕の無い中パーティーは離散してしまう。
単身ダンジョンへ挑もうとするライオスを見かねた元メンバーのマルシル(種族ハーフエルフ)・チルチャック(種族ハーフフット)が協力を申し出てくれたため、再度パーティーが結成されてダンジョンへの進入を果たすが、金銭的余裕が無いのには変わりなかった。
そんな節約を余儀なくされる中で「食料は迷宮内で自給自足する」というライオスの言葉から、モンスターを食材として扱うことがパーティーでの必要事項となった。
メンバーが激しく拒絶しても調理を続けるライオスだったが、正しい調理法を知らないためにまともな食事を作ることができなかった。
そこに偶然通りかかったセンシ(種族ドワーフ)が、10年以上にわたる魔物食の研究成果で、見事な魔物料理を作って見せる。
ライオス一行の目的がレッドドラゴン討伐だと聞いたセンシは、レッドドラゴンを調理できる可能性に魅力を感じ、ライオス達と行動を共にすることとなる。
ライオスのモンスター愛、センシの魔物料理によって、パーティーはレッドドラゴン討伐に向けてダンジョンを踏破していくこととなる。

コミカルとシリアスの割合がほどよくて、やっぱ久井涼子さんの話って面白いですね~
ダンジョンやモンスターの設定が後付けみたいな事無く、本当の異世界を見てきたの?って気持ちになります。
あくまでも私のイメージですが、女性の作者ってクール(カッコイイ?)なストーリー展開で、男性の作者は良い意味で熱い(暑苦しい?)感じがします。
主人公のライオスって、モンスターを食材にするアイディアを思いつくぐらいなので、人としての感覚が欠けててちょっと変わってます。
ただ「好きなものは好き」という気持ちにブレが無いのは立派です。
そういうのって、結構言いにくくて周りに合わせたりする自分がいます。
魔法使いのマルシルは、ファリンと魔法学校時代の学友でハーフエルフなんですけど、とても人間くさく(半分人間の血だから?)、可愛らしいな~と思わせる事が多いです。
それと、普段は冷めた態度のチルチャックが時折出す本当の仲間想いの瞬間はツンデレ感があって、そこにニヤニヤしちゃいます。
魔物料理に精通したセンシのおかげでレッドドラゴン討伐とファリン救出は果たせるんですけど、そこで話は終わらず、迷宮の謎であり鍵である「狂乱の魔術師」の存在へ近づいていくこととなります。
ストーリーが進むにつれセンシの魔物料理の登場回数が減るのは残念ですが、その分「なぜセンシが10年以上迷宮で魔物料理の研究をしていたのか?」という謎が解けていきますので、面白さは太鼓判です。

Right Captionセイ
設定のきちんとしたダンジョン物を探している方に読んで欲しいです。

ダンジョン飯

Amazonで探す
楽天で探す

空挺ドラゴンズ

ファンタジー好きなのでドラゴンという言葉に弱くて手に取ってしまったんですけど、そのドラゴンのデザインが一般的じゃないのに惹かれたのと、ドラゴンを狩っている人たちの呼び名が「ドラゴンハンター」じゃなくて「龍捕り(おろちとり)」なのもグッときました。
絵柄はちょっと宮崎駿っぽいかな~なんて。

あらすじ龍と呼ばれる生物が大空を飛び回る世界では、それを食料や資材にするために捕獲する「龍捕り(おろちとり)」という職業が誕生していた。
捕龍船と呼ばれる飛行船を操舵し、巨大な龍へ立ち向かう龍捕りたち。
そのひとりであるクィン・ザザ号のミカは、普段は無気力・不真面目な態度をとるが、龍を捕まえる(食べる)ことに関しては異常な執着を示す。
そんなミカと共に、乗組員になって日の浅い女性隊員タキタ、龍捕りを父にもつしっかり者の青年ジロー、ミカに並ぶ捕龍技術を持つクールな女性ヴァナベルなど、それぞれの事情を持ちながら、謎に包まれた生態を持つ龍を追ってクィン・ザザ号は空を目指していく。

異世界もののジャンルの一つになってもおかしくない「モンスターグルメ」がこのマンガにも見うけられます。
龍の肉を実在する肉に変えるだけで美味しい料理ができそうなレシピです。
そんな食べられる対象となっている龍は人と意思疎通する事ができません。
でも、意思疎通ができたら食べられないんでしょうか?食べてはいけないんでしょうか?
食べてはいけないとしたら、龍以外に食べるものが無くても食べないんでしょうか?
主人公のミカは「捕ったら食う」と言っています。
自分の決めた事を貫く、そこに善悪を持ち込んではいない、食べるってとても重要な事だと思ってしまうマンガです。
クィン・ザザ号の乗組員一人ひとりにも物語があり、それがショートストーリーのように展開していくんですが、中でもヴァナベル(クールで男顔負けの酒豪)は、どこか人に言えない事情を持っているみたいで、結構後半でその理由が明かされます。
あと、クィン・ザザ号の事務長兼会計士のリーさんっているんですけど、一見お金の事で冷たそうに思われがちですが、船のため皆のためにお金を工面する姿に「ご苦労様です!」と声をかけたくなってしまいます。
裏方って大変なんですよ(;´Д`)
龍相手でも魔法で攻撃とかの派手な戦闘ではなく捕鯨のような捕り方をしてますので、逆にリアルを感じそうになるんですが、ミカの立ちまわりがマンガらしくてスカッとします。

Right Captionセイ
生きるために食べるって・・・という方に読んで欲しいです。

空挺ドラゴンズ

Amazonで探す
楽天で探す

日本国召喚

召喚って言葉にも弱いんですよ、私。
FFに召喚獣のシステムが搭載された時は、仲間になってくれるよう必死に奔走したもんです。
この作品は『ジパング(かわぐちかいじ作)』なんかのように「現代日本の技術を持って異世界(または過去)に転移」して圧倒的戦力をもって敵を制圧してくれるのが醍醐味だと思ってます。

あらすじ国土ごとの異世界転移をした日本は、転移先での哨戒機の探索でロデニウス大陸に存在する「クワ・トイネ公国」との接触を果たす。
食料自給力が低く諸外国からの輸入に頼っていた日本は、国民を飢えの危機に晒さぬよう、外務省の田中を筆頭に政治的解決でクワ・トイネとの国交を樹立した。
クワ・トイネからの農作物の確保に成功し、両国のインフラ整備・盛んな文化交流で全てが順調かに思われた時、クワ・トイネの外交官ヤゴウから火急の用事で田中が呼び出される。
ヤゴウが伝えたのは隣国「ロウリア王国」がクワ・トイネ国境付近の町ギムに軍勢を終結させており、まもなく戦争になるとの情報だった。
圧倒的なロウリア王国の兵力に、クワ・トイネが抗う力が無いと知っているヤゴウの援軍要請の願いに、田中は憲法による軍事支援はできないと伝える。
憲法を遵守した場合、クワ・トイネ公国には戦争による大きな被害が発生し、結果農作物の輸入が難しくなることが日本国民に飢えの危機につながってしまうと田中は苦悩するが、ほどなく開戦となったギムの町はなすすべなくロウリア王国の兵に蹂躙されてしまう。
ロウリア王国を武装勢力とみなす事で憲法遵守を貫けると判断した日本は、クワ・トイネ公国の要請に基づき、武装勢力による非人道的な行為を排除するため、自衛隊の派遣を行ってロウリア王国への攻撃を開始する。

この作品も「小説家になろう」からのコミカライズです。
正直絵柄は好みじゃなかったんですが、それは食わず嫌いだという結果となりました。
異世界転移した先の友好国のため、中世のヨーロッパっぽい国と日本とが戦闘する羽目になるのですが、やっぱり中世と現代、戦闘力の差は圧倒的です。
でもその戦闘力を他国への侵略に使おうと考えない日本が描かれていて、日本人って誇れる民族だよな~と思わせてくれます。
色んな人いますけどね(;^ω^)

Right Captionセイ
防衛のための自衛隊の戦闘力にグッとくる方に読んで欲しいです。

イムリ

どこかのサイトで名作と紹介されてたのが読んだきっかけですね。
独特な画風や設定がクセになり、完結まで読みましたが結果名作でした。

あらすじ惑星マージに住む種族「カーマ」は、精神を操作する「侵犯術」を操る呪師によって、奴隷種族「イコル」を支配する階層社会を形成していた。
デュルクは、そのカーマの富裕層「呪師衆」の家に生まれ、呪師の寄宿学校入学時に非凡な才能で周囲を驚かせる。
自分の力に奢ることなく他人への思いやりを忘れないでデュルクだったが、呪師による侵犯術には抵抗感を隠せなかった。
寄宿舎の同室となったガヴィドと気まずい雰囲気の中、お互いに寝る時の癖があるという話で場が和むが、デュルクが口にしたのは「イムリ」の住む惑星「ルーン」の夢をみるという事だった。
ラルド覚者の勧めにより候補生として選ばれたデュルクは、研修旅行で訪れた惑星ルーンで自分がいつも見る夢に現れる少女に似たミューバと対面するのだった。
惑星マージとルーン、カーマとイムリとイコル、デュルクはそれぞれに隠された真実に触れながら、壮大な星・種族の核心へと迫ってゆく。

絵が劇画調なので少し苦手な部類なんですけど、それを上回る設定・内容にうなっちゃいました。
多くの登場人物に惑星が2つと種族が3つ、全てがカタカナで最初読んでる頃はどれがどれか頭に入らず、毎度巻末の登場人物・用語解説のお世話になりました(;´Д`)
あと、私、後付けみたいな設定のマンガが非常に苦手です。
設定がぶれたり「えっ?」と思うような新たな設定が出ると、連載でアイディアを出すのは大変なんだろうな~とストーリー以外の事に気持ちが向いて、読んでても冷めちゃうんです。
ですが、このマンガ非常に壮大な内容なのに、最後まで読んでから読み返してみると、1巻で結構重要なポイントが出てました。
これは最初から設定が決まっていて、ひょっとしたら結末までも決まっていたからなのかもしれません。
カーマ・イムリ・ニコルの争いが無くなるようにとデュルクは奔走しますが、それぞれに大義を抱く種族間の争いを止める事は難しく、様々な人々が傷ついて、結果カーマもイムリもニコルも悲しい運命を辿ることとなります。
でも、争う事が過ちだと気づいた時、償う気持ちを忘れなければ未来が開ける事があると、このマンガは教えてくれました。
この作品を読むときは、心にパワーがみなぎっている状態で読むのをおススメします。
そうじゃないと促迫されちゃいますよ(;^ω^)

Right Captionセイ
過ちを犯した人を許せない方に読んで欲しいです。

ライドンキング

息子に面白いと紹介されても読まず、その後自分で見かけて読んで面白かったのを息子に伝えて「それ前に言ったやつ!」と言われた作品です。
加齢による記憶の亡失ってこわ~い(;^ω^)

あらすじどこかの共産国に似たプルジア共和国の終身大統領アレクサンドル・プルチノフは、国民に絶大な支持を受ける、なんにでも乗りたがる「騎乗欲」を抑えられない乗り物好きな男だった。
ある日愛虎アスランにまたがって政務へ向かう途中、トラックで突進してきたテロリストをトラック毎背負い投げで難なく退けたのは良かったが、自身がモデルの巨大な銅像からにトラックが衝突し、落下してきた銅像の頭部の下敷きとなる。
見知らぬ洞窟で目覚めたプルチノフは、自分が気を失っている間に拉致されたと思い、光の刺す方角にある洞窟の扉を開く。
そこには火を吐くワイバーンとそれに対峙している騎士と魔法使いの少女が二人。
命からがら洞窟に逃げ込んだ少女二人にかわりワイバーンの標的となったプルチノフだったが、格闘技の達人である彼にとって異世界のモンスターも敵ではなく、最終的には馬乗り状態となる。
その時感じた今までに味わったことのない「騎乗感」に至福の時を得たプルチノフは、自分が不在であることの国民への謝罪を胸にしながら、異世界でのライドン・タイムの始まりを宣言する。

プルチノフのモデルは、同じプから始まるロシアの方でしょうね。
自分が乗ってみたい(口には出さないが部下がうまく勘違いしてくれる)といった理由だけで有人ロケットの開発を勧める乗り物好きなので、異世界での新たなものへの騎乗はたまらないようです。
ありえない力でモンスターを倒すんですけど、現世では武道の達人だったためか攻撃手段は鍛え上げられた体のみ(;^ω^)
立派な武道精神も持ち合わせているので、顔は怖いけど頼りになる大統領です。
異世界転生なのか転移なのかは微妙なとこですが、ぜひ国民のために最終的には帰還してほしいと思っています。
それまではたっぷり異世界での活躍を期待してます。

Right Captionセイ
渋いけどどこかまともじゃない愛をもっているおじさんを見てみたい方に読んで欲しいです。

ライドンキング

Amazonで探す
楽天で探す

まとめ

ファンタジーには夢があります。
夢はいくつになっても見続けていいんです!
今回紹介した中から気に入った作品を見つけていただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました('ω’)ノ